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妻はこうあるべき、母はこうあるべきという思い込みの中で、できないことばかりを見ていました。

インタビュイー
堀江絵里子
Q.お名前とお子様の年齢を教えて下さい。 お仕事はされていますか?
愛知県名古屋市在住の 堀江絵里子 (ほりええりこ)です。
小4男の子、小1女の子、年少 女の子 の3兄妹ママです。

子ども未来がっこうの認定講師をしています。
Q.現在のmamaライフバランスを教えて下さい。
ほぼ100%夫と子どもに時間とお金を捧げたワンオペで自己犠牲の毎日から、
自分を優先した時間を楽しむようになりました。

仕事を始めても、変わらずワンオペでも、子どもとも楽しく過ごせるようになりました。

【ママの私】
週3~4回、時短で事務仕事をし、15時に幼児のお迎え後はママとして過ごします。

近所の子などと友達や兄妹同士で遊ぶことが増えてきたので、つきっきりで遊ぶことは減り、見守るスタイル。
家事をしたり、ウトウト寝てしまうこともあります(笑)

送迎が苦痛なのと、目的を見失ったので、習い事も減らしました。
その分なるべく3人それぞれの話を聞くようにしています。

【個の私】
平日週1回は自分優先でエネルギーチャージの日を作っています。
友達とのランチや学び、掃除など普段やれないことをします。

ついつい仕事も家事も全力でやりがちなので、気持ちの切り替えを大事にしています。

土日や夜の予定は、子どもの預け先などでまだ自由にできない部分もありますが、
徐々にひとりで学びや遊びに出かけたり、
講師としての仕事も増やしていければと思っています。
Q.ママになってからの悩みや葛藤はどんなことがありましたか?
幼少期から、母親の顔色を伺って育ってきた私は、人に合わせてしまいがちで、
否定的意見に左右されやすかったです。

長男を出産後、初めての育児にとまどい、退院後が不安で産院で毎晩泣いていました。

そんな時、実母から
「あんなにできないなんて。泣くほど弱かったのね、ガッカリしたわ」
と言われて、”ママの私はダメ”と勝手にレッテルを貼りました。

がんばれば認めてもらえると、実母が私にしてきたのと同じように育てようとしていました。
ところが、気質の違う、性別も違う長男に当てはまらず、ママとしての自己肯定感もずっと低いままでした。

周りの良かれと思う一言に一喜一憂し、子育て本を読んでは比べ、
実母のダメ出しに落ち込み、ちゃんと母親できないと思い込み、
自分の無力さと無価値感、
命を育てる責任感、心配で、不安で、迷いながらの子育てでした。


夫は営業職で休める日も少なく、ワンオペでずっと専業主婦。
3歳までは子どもを母親がみるものと思っていましたが、末っ子が1歳になるときについに社会復帰しました。

周りのママ達が次々と働き始め疎外感があったのと、
三人目保育料無料の後押しと、自分の稼ぎが欲しいと思ったからです。

運よく職場環境はよかったのですが、うまく手が抜けず、仕事するからには完璧にしなきゃと気力で乗り切っていました。

仕事から帰宅しても、すぐに園のお迎えや習い事、子どもの通院に家事と息つく間もなく、やっと子どもを寝かせたら、夫が帰宅し上げ膳据え膳。

休みの日も夫に合わせるので、振り回され、常に家族の世話係になるのは当たり前で。
心安まる時間はないくらい自己犠牲的な毎日を送っていました。

実母に弱音を吐くと、
「お母さんの頃は、おばあちゃんもいてもっと大変だった」
と言われてしまうのです。

妻はこうあるべき、母はこうあるべきという思い込みの中で、
よその家と比べてばかりで、できないことばかりを見ていました。

逃げ場のない孤独な子育てに、子どももかわいいと思えない自分を責め、
いつもモヤモヤイライラしていました。

夫との関係も、私が働けば働くほど、なぜかギスギスしていきました。
私もやることさえ済ませていれば文句ないでしょという態度でした。

こんなにがんばってるのに何で上手くいかないの?と私の心は悲鳴をあげていましたが、
その頃は、なかなか気づけませんでした。
Q.悩みや葛藤を解決した転機を教えて下さい。
キッカケは、友達の紹介で子ども未来がっこうの講座を受けたことです。

出来事を捉える視点が変わったのと、母である私を認めることができたからです。

Q,その後、絵里子さん自身、家族、お子様の変化はどんなものでしたか?

一つ目は、私の変化。
私は母親になって、イライラ、キーキー、人格が(私史上最悪に!)変わってしまったと感じていました。
これが当たり前という思い込みにしばられて、本当の気持ちを我慢していたからでした。

講座の中で、全然価値観の違う自分を大切にしているママ達にも出会って、
ママの私だって自分のしあわせ!やワクワク!を優先していいと気づけたことが
始まりでした。

何よりまず、後回しが当然の自分に、自分だけの時間を少しでも取るようにし、自分軸をさがすようになりました。

寝る前に今日の自分を褒めてあげ、感謝する時間を意識的に作り、いい気分で寝て次の日に持ち越さないようにしました。


二つ目は、子育ての変化。
子育てでは、子ども未来がっこうで、親の言葉がけが子どもの潜在意識に大きく影響を与えていることを知りました。

また、才能や強みに意識を向けることで、
怒る叱るという私の思い通りにしようとしていた苦しい子育てから、
肯定し、褒めることまでできるようになりました。

講師仲間が個の私のありのままを受け止めてくれたように、私も子どものありのままを認められるようになりました。


そうしていくうちに、子どもたちを心からかわいいと思えるようになって、
気になっていた短所がどんどん気にならなくなりました。

子どもたちが何に気づき、何を感じ、何を思うのかが面白くなり、
子育てが楽しいと思えるようになりました。
よその家と比べたり将来の不安感も激減しました。

考え方や捉え方の変化により、優先順位のつけ方や気持ちの持ち方、時間の使い方が変わったのだと思います。

Q.これからの夢はありますか?
今は、自分を癒すことや運を良くしたり自己成長させることに夢中です。

これから徐々に講師の時間を増やし、
子育て中の方や子どもたちが集まったり、安心して過ごせる場づくりをしたいと考えています。

今まで他人軸で、自己肯定感の低かった私だからこそ、
ママのこれが当たり前という思い込みを緩めてあげて、
ママであっても自分らしさを取り戻せるサポートをしたいし、
悩むママに寄り添えるようになりたいです。

Q.このストーリーをどのような方に伝えていきたいですか?
ワンオペなのに、人に頼れず自分ががんばってしまうママ
自分が疲れすぎて、子どもがかわいいと心から思えないママ
自分より、家族優先が当たり前になってしまっているママ

子どもや旦那さんの言いなりになってしまう方
家族の世話を先回りしてやってしまう方
人の否定的意見に左右されやすい方
旦那さんとうまくいっていない方
私はこんなにがんばっているのにと思ってしまう方
《編集部より》
絵里子さんと同じように、周りの言葉によってできた呪縛や、育児の神話に苦しめられているママは
多いのではないでしょうか。

かつての私もそうでした。

物事の視点を変えるって、なかなか勇気のいることだと思います。
その時は一瞬ですが、今までの自分を否定するような気になりますからね。

でもそこを乗り越えた絵里子さん。
人との出会いや、新しいことを知るというのは、
視点を変えやすくなるのだと思います。
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