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学校に行かなくなった子どもが「死にたい」と言います。どうすればいいのかわかりません

ご訪問くださりありがとうございます。

mamaライフバランスプロジェクト(ママバラ)
公式アンバサダーの岩本真弓です。

高1、中3、小4の三姉妹がいて、中3の次女は小5の2学期から不登校。
小4の三女は小3の2学期からデモクラティックスクールに通っています。

我が家では、学校に行く行かないに関わらず、心地よい毎日を過ごすことを目標にしています。

中3の次女が小5のときです。学校に行こうとすると腹痛が起きるようになりました。
行こうとするのに行けない。表情は沈み、体調も良くありませんでした。そんな日々の中、「死にたい」と彼女が言ったのです。

 

「おかあさん、死にたい」と言われて

「死にたい」と言われるのはつらいことです。あぁ、そうなのか、と静かに聴くことしかできませんでした。言葉があまりにも強くて、打ちのめされてしまいます。子どもは言葉を多くは持っていないから、死んでしまおうとは思っていなくてもそう表現するのかもしれません。

 

「死にたい」は「つらい」ということ

今の状態では生きているのがつらい。毎日がつらい。「死にたい」は「つらい」を伝える言葉なのだと思います。学校に行けないことが、そんなにもつらいのか。それなら、そんなにまでして、行かなくちゃと思わなくていいよ、と思ったものです。でも、本当のつらさの原因は、学校に行けないことではありませんでした。

何年もたって、すっかり落ち着いた娘に聞いてみたことがあります。「死にたいって言ったとき、何が一番つらかったの?」娘は即答でした。「お母さんを悲しませていること。こんな自分でごめんなさいって思って、それがつらかった」と。

 

お母さんを悲しませている自分を責めている

娘を苦しめていたのは、母である私が悲しんでいる姿でした。学校に行けないことではなく、私の姿が彼女を苦しめていたのです。子どもはお母さんが大好きだからこそ、悲しませていることがつらいのです。お母さんを悲しませないように、学校へ行こうとするのです。でも、身体が拒否して体調が悪くなるのですね。そして、行けなくてごめんなさい、と自分を責める。

当時、娘が罪悪案を持たないように過ごしてほしいという気持ちはハッキリとあったので、私は、学校に行かないことで悲しむのはやめました。学校に行ってほしいと願うのをやめました。現実を直視する姿勢は持ちながら、学校を欠席していても私と娘の双方にとっていい1日となるように、明るい不登校スタイルで過ごすことを決めました。

「死にたい」と言ったときから5年たった今、不登校のまま、この生活スタイルのまま、私たちは穏やかに過ごしています。娘は自分の環境を人のせいにはしない潔さと、はっきりと断る意志の強さを持ちながら、学ぶことの好きな、人の心に深く共感する優しさを持つ子に育っています。

 

あのとき、「学校には行かない」を選んで良かった

学校に行くことが正解とは限らないし、学校に行かないことが正解とも限らない。どちらが正解かなんて、誰にも分からないけれど、本人が自分の意志で決めたことなら、行っても行かなくても、どちらでもいいのではないかと私は思っています。親にできることは、子どもの状態や選択によっていちいち悲しまないこと、どちらでも大丈夫な自分でいることだけかもしれません。娘は「行かない」ことを選んで、その厳しさを受け入れて日々を積み重ねたことで自分の在り方を確立しつつあるように見えます。

自分がどんな環境なら心地よいのか、どうなったら体調が悪くなるのか、どんな学び方が自分に合っているのか、とことん自分と向き合っているので、進学先も感覚に合うところをほぼ決めています。実際に通ってみなければ分からないこともたくさんあるのでしょうが、もし通ってみて合わなくて体調に出たり通えなくなったとしても、そのときに選べる最善を選び、進んでいく力を彼女は既に持っていると私は感じています。彼女の将来に対して不安はほとんどありません。
この安定した今があるのは、あのとき、「学校には行かない」を選んだからだと思っています。

学校に行けないこと、学校に行かないことについては、色んな考え方があると思います。
何が正解なのか、はっきりとした答えはありません。

答えはないけれども、ただひとつ、私は【子どもの身体と心】を最も大切にすることだけは決めています。子どもにもそう伝えています。不登校と向き合うとき、私たちは【身体と心】と【常識的な正しさ】をてんびんにかけているのだと感じます。

娘にとって【自分の身体と心】を最優先にすることが、学校へは行かない選択につながった。私はその選択ができた娘を誇りに思っています。

あなたは、どう感じますか? 何を一番大切にしていますか?

【ライター】
ママバラ公式アンバサダー
明るい不登校ママの会主催
不登校の子が遊べる場所《あいだの間》運営

岩本真弓

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